今日は月末、支払いや記帳で銀行に行きました。
近くのメガバンクには通帳記帳の機械が1台、ATM(現金自動預け払い機)が4台、両替機が1台並んであります。
いつもは通帳記帳の機械の前には誰も並んでいない状態です。
ところが月末のせいか、今日は機械の前で記帳している人が一人、そして次を待っている人が一人いました。
私は2番目の足形のマークの上で待つことにしました。
記帳している方はスーツ姿の30代くらいの男性で、私の前は初老の男性でした。
ATMの方は4台あって、10人くらい待っていますが、4台に対して1列に並んでいるので、比較的みんなスムーズにながれています。
と、並びだして3分たっても、5分たっても記帳が終わりません。
ジージージーと記帳する音が続いて、記帳音が消えたら、カチャパタンと機械が通帳をめくっている音が聞こえて、またジージージーが始まります。
7、8分たった時点で、私の前の方は、ATMの列の方に移動されました。
果たして、どれくらい待っていたのだろう。
私が銀行に入ってきた時から並んでいらっしゃいました。
となると、いつ終わるか分からないスーツの方の次が私になりました。
内心ラッキーと思いました。
でも、と同時に今の通帳の他にも記帳する通帳を持っていたらどうしよう。
まだ、記帳する通帳もっていたら、カバンから出しているはずだと勝手に解釈しました。
そして、並び続けることにしました。
それからも、ジージージーが続きます。
通帳のページをめくる時のカチャパタンの音を4、5回聞いて、流石にもう終わるだろうと思いながら待ち続けていました。
見切りをつけた初老の方を追わず、待つことにしている私の方が早くに記帳できたら、初老の方は気分悪いだろうなあと思いつつ、初老の方がどんどんATMの方に進んでいきます。
振り返ると、私が最後だった記帳の列は8人くらい並んでいます。
今更ATMの列に並ぶのが良いのか、このまま待つ方が良いのか悩みどころです。
初老の男性がついに、次の順番になりました。
あーっ、一緒に並びなおせば良かったかなと思った瞬間、出てきました。通帳が。
次の通帳も手にしていないのを確認していたので、終わったと確信しました。
通帳をカバンに入れることもなく、さっと機械から立ち去っていく方の顔を見ることなく前に進みます。
背後の方々の圧というよりも、安堵感が伝わってきたのか、空気が和らいだのを感じつつ、あらかじめ手にしていた通帳を機械に突っ込みました。
ATMの方に目をやると、まだ初老の方が次を待っています。
「ふふふ、勝ったな」
別に競争していたわけではないのに、優越感を持ってしまいました。
そんな気持ちになるのはおかしいですけどね。
神様ありがとう!
という今日の午前のお話でした。
今日もありがとうございます。
Steve BuissinneによるPixabayからの画像
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