小学生の卒業式の男子の着物の着付けをマスターしました!

CHANGE MY LIFE

今日は次男の小学校の卒業式でした。
長男の時のスーツがあるから、それを着せて式にのぞめばいいやと思っていたのですが、先月スーツを着せてみたら、ボトム全然入らなかったのです。
急遽、スーツを買いに行こうとしたのですが、小学校卒業式用では合うサイズがなく、かといって大人用の小さいサイズを着るには大きすぎるサイズなので、スーツはあきらめました。
近くの着物のレンタルと着付けをしてくれるお店に行くと、レンタル着物はあるものの、着付けの予約は去年の夏で埋まっているとのこと。
とりあえず、色柄を選んで、着物だけを借りることにしました。
ということは、自分で着せつけなければなりません。
「ああ、今の時代はなんでもYouTubeに見本があるな」と思いました。
小学校の男の用の着物の着方の説明動画は何本もアップされていたのです。
「よしこれで大丈夫」と思いきや、やはり見てわかるのと、できるのには大きな差があります。
まずは、何度もYouTubeを見て、それから見よう見まねで(見よう見まねで何かしたことって今まで何があったか思い出せないくらい)で初めて着せつけをしたら、やはりぐだぐだな感じでした。
何がいけないのかを突き止めるために、いろいろなチャンネルの動画を片っ端から見ました。
そして、ようやく辿り着いた方法がこれです。文字で書きます。動画はないです。

1、肌襦袢(はだじゅばん)を着せる。
  その上からタオルを巻いて、紐でくくる。
  その時、中心を前にして後ろで交差して前で蝶々結びでくくる。
  蝶々の輪の部分はひもの中にねじ込む。

2、長襦袢(ながじゅばん)を着せる。
  長襦袢に襟芯(えりしん)を通して、それから、襟の中心が背骨の中心にくるように着せる。
  そして、はだ襦袢と同様に紐でくくる。

3、着物を着せる。
  打ち合わせを綺麗に交差して、長襦袢の白い部分が均等に見えるように前見頃を交差する。
  長襦袢と着物のVゾーンが体の中心を通るように合わせたら、また腰紐でくくる。
  この場合、帯を占める部分の上にくる位置で紐を括る。
  着物が長い場合は、裾を摘んで、後ろで吊り上げで、腰紐に通し折り返して垂らす。

4、次に帯をしめる。
  後ろの中心で約50cmほど余らせた位置から帯を後ろから前へと2重にまく。
  まいた帯と余らせた部分を菅結びにする。
  長く余った帯を15cmくらいの長さでうち巻きに結び目まで折って結び目に置く、
  余らせた側の帯で15cmくらいの長さの帯の塊を上から下へ蝶の形になるように巻き上げる。
  余った帯は帯の幅の下にねじ込む。

5、袴を履かせる。
  前見頃を帯の上端から1.5cmくらいのところに当てて、紐を後ろに持っていく。
  蝶の状態になっている帯の上端がわで管結びする。
  結んだら、紐を下ろして、帯の下端を抱えるようにして、前に紐を持っていく。
  前で交差して、後ろで蝶結びする。
  次に袴の腰板の下はしを帯の上はしに当てて、紐を前に持ってくる。
  先ほど結んだ袴のひもの下を通して、管結びする。
  下に垂れている方の紐を7、8cmくらいの長さで内向きに折りたたんで、結び目の中心におく。
  上に出ている方の紐でひもで輪になって居る部分を上から下へと輪を縛るように紐を通していく。
  最後に余らせた紐で見た目、十文字になるようにする。
  上に出る部分を左右に出ている部分と同じ長さの輪を作って下に垂らす。

6、羽織を羽織らせる。
  羽織ったあと、飾り紐をつけて出来上がり。

文章で書いたものを読む世界だと、よっぽどうまく説明しないと伝わらないと思います。

僕の文章では、説明が主観すぎて、着せ付けを知っている人しか文脈を理解できないと思います。

今日の気づきは、

わかるとできるは違う

できると説明できるは違う

文章で説明するのと、動画で説明するのでは全然違う

ということです。

今日もありがとうございます。

  



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