学生の感想に対するコメント返しについて考えたこと。

CHANGE MY LIFE

先週の木曜日からファッション専門学校の講義がスタートしました。
今日は明日の講義の準備をしています。
今年で4年目となる「ブランドプロデュース」の講義ですが、今までは通年の講義でしたが、本年は前期のみの講義となります。
2回の休憩を挟みつつ150分の講義なので、いかに時間をうまく使うかが大切です。
退屈な講義だと、午後からの講義なので、一斉に瞼のシャッターを閉じられてしまいます。
講義形式の時間、学生同士が対話をして意見を交わす時間、課題に取り組む時間と強弱をつけながら進めていきます。
3年目の昨年から変更した点があります。それは、初回に方眼ノートを配布して、1回ごとに回収する形式を取るようにしました。それまでは毎回講義が終わる際に、A4サイズの用紙に感想を書いてもらって持って返って、翌週にコメントを書いたものを返していていたのですが、その用紙が捨てられていたことがあって、ノートに変えたのです。
今年はさらに、ノートのサイズも変更しました。
B5サイズの方眼ノートからA4サイズの方眼ノートに変更です。
これは、自分自身のノート活用をB5サイズからA4サイズに変更してみて良かったからです。
A4サイズだと広げたらA3サイズの大きさになるので、思考空間が広がった気分になるのです。
字を大きく書いて見やすいし、後で見返す時もB5サイズの内容量よりも情報が多く書き込んでいるので、全体把握力が増している気がします。

今日は先週の初回の講義のノートに書かれた感想や質問に回答しました。
いつも、当日に全員の感想を読むだけに止めておいて、質問などはどのように答えようかとメモしておくのです。そして前日に、コメントを書き込むことが講義前日の準備活動になるのです。
学生からのノートにコメントするのも、丁寧な字で書くのを心がけています。
ついつい走り書きしてしまうのですが、消せるボールペンで汚い字は書き直しています。

コメントを書いていて思ったのは、この回答もChatGPTに任せることができる時代になったということ。内容的には間違った回答にはならなくても、学生を想う気持ちを伝えたりするのは人間の方が良いのではないか。学生の方も、機械の答えよりは、人間の答えの方が良いはずです。
と、書きましたが、学生が機械の回答の方が、客観的で良いと判断するケースもなくは無いと考えたら怖くなってきました。

学生の信頼を得るためにも、講義はもちろんのこと、コメント返しも丁寧にやっていこうと思った次第です。

今日もありがとうございます。

Markéta (Machová) KlimešováによるPixabayからの画像

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