残りの人生は、新しいことにチャレンジ。記憶に残る時間を刻んでいこう。

CHANGE MY LIFE

一日がとても早く感じる。
当たり前のことだけれど、同じことの繰り返しをしている。
1週間の曜日ごとの流れは決まっている。
自分自身の動きはあまり変わらないけれど、子供達の塾や部活の時間が決まっている。
私は週1日、木曜日が神戸に講義に行く以外は、京都市内で活動している。
4月の2週目から専門学校の講義がスタートして、昨日が3回目の講義を終えた。
1週間の中の木曜日に神戸に行く流れが始まると、時間の流れが加速するように感じる。
特に神戸へに行く際には、京阪電車で京橋、JRの環状線に乗り換えて大阪で神戸線に乗り換えて三ノ宮というルート。
京阪は中書島から京橋まで500円でプレミアム車両に乗る。ゆったり座れるのと、電源のコンセントが使えるので、パソコンで講義内容の確認などをする。
電車に乗っている際に、パソコンを触るとあっという間に目的地に着く。何もしないとゆっくりと時間が流れるような気がする。
ゆっくり時間が流れているように感じるのは、いつもと同じ風景をぼんやり過ごしているだけだと頭を使わないからかもしれない。
過ぎてしまればその時の記憶が残らないので、1日を振り返るとその時間帯はなかったかのように感じる。反対に、何かに集中していると時間の経過が気にならないからあっという間に時間が経っていくきがするが、振り返るとその時何をしていたかはちゃんと脳に刻まれている。
百貨店勤務も18年間したが、記憶の倉庫にはいろいろな記憶が詰まっているのだろうが、今振り返るとよく覚えていない数年がある。それは、やはり同じ部署で同じ業務をしていた時期のこと。単調な日々だったわけではないのだが、毎年同じ月に同じことを繰り返す百貨店のリズムの中にいると今年の出来事なのか2年前の出来事だったのかわからなくなる感覚だったことは覚えている。
55歳になる時し、このことに気づけて良かった。
要するに同じことの繰り返しをしていては、脳が今までの経験の範囲で何事も処理しようとするので、楽ちんだけど、単調な日々を過ごしていると言える。単調であることは、見方を変えれば不安なく生きていることなので良い人生と言えるのかもしれない。
しかしながら、今できることだけを繰り返して生きるだけでは、随分もったいないと思うのです。
じゃあどうすれば良いのか。
今からもう一度、手を出さなかったことに挑戦してみようと自分に投げかけています。
手を出さなかったことの判断は「損得」であったり、「コスパ」であったり、最近よく聞く「タイパ」時間効率です。これらの判断軸と自分と掛け合わせて、得な方、効率が良い方を選んできました。
勉強も、大学の入試に関係のない教科は全く勉強せずにいたり、大学でもいかに単位を取るかが重要であって、深く学問を掘り下げて学ぶスタンスは全くありませんでした。
会社に入っても、いかに出世するかを考えた行動を取るかが優先順位が高く、趣味といえば「仕事」と答える暗い仕事が全てでした。それは自分の人生を切り開くには会社の中で出世することしか知らなかったからでしょう。今なら、仕事終わりに毎晩上司部下と飲んでいたあの頃ような時間の使い方はしないはずです。「あの頃は毎晩飲んで楽しかった」という言葉で片付いてしまう記憶になっています。

まずは、料理の腕を磨く。絵を描く。写真撮影散歩に出かける。日常の隙間時間を新たな体験に使っていきたいです。
その次は、旅行です。ようやく自由に使える時間が出来ているのですから、テーマを決めて出かけようと思います。

同じことをやっていれば、あっという間に歳をとる。
ならば、毎日、昨日とは違う1日を過ごそう。
という気づきを書きました。

今日もありがとうございます。

xiSergeによるPixabayからの画像

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