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「感謝せなあかんで!」なんて言われると、素直にそう思えないのが人の気持ち。
学生時代から色々な自己啓発書を読み漁った覚えがあるが、どの本にも、感謝することの大切さが書かれてあった。早く人生の正解ルートを辿りたい!なんて思っていた気がする。
「あぁ、ありがたないなぁ」って、色々なことに感謝できるようになったのは、ごくごく最近のこと。コロナ禍から、また色々な本を読み進めると、またもや感謝の重要性を問う本がたくさん。
今年55歳。ようやく感謝って大切だと思うようになった。家族ともども健康で、日々楽しく暮らしていけていることに、つくづく感謝できるようになった。
そういうふうに思えるようになったのも、人は人、自分は自分と、人と比べて自分を評価する考え方から、抜け出せたのが大きい。小学校から大学まで、成績の優劣で自分の位置を測り、会社に入っては、同期との出世競争。退社後も、会社を少しでも大きくしたいといって、そう大きくもならず、なんとか続けてこれたレベル。
ほんと、やっとです。それば成長へのあきらめかもしれない。最近になって、人に褒めらいたいから抜け出して、自分を大切にしていきたいと思うようになった。コロナ禍で人と会う機会がほとんどなくなり、自分と向き合う時間が増えたからのもある。
スッキリしたというのと、さあ、今まで以上に人生を楽しもうという意識が芽生えてきた。
スピリチュアル系や自己啓発系の本には「アファーメーション」について書かれてある。アファーメーションのやり方も、最近になってなるほどなあと思うことがあった。望む言葉を繰り返し唱えるだけてはなく、その言葉を発することで自分の感情や波動が変化し、その言葉を実現する準備が整っていくということ。そして、望む言葉は「〇〇したい」「〇〇が欲しい」じゃダメだってこと。そういった文章だと、「今はその状態じゃない」という意味になって、いつまでも「〇〇したい」「〇〇が欲しい」っていう状態が続くということ。
私はお金持ちになりたい→私はお金持ちです。という叶っている状態を宣言する。その言葉を唱え、その言葉を自分の耳で聞くことで、ある種の自己認識を変容させて、その状態に近づいていくということ。だから、神社仏閣でのお願いも「私はお金持ちです。ありがとうございます」って感謝の報告をするのが良いと。そういう本を読めば、その通りにやってみる。
「ありがとうございます」の言葉を普段から意識して使うようになって、とても豊かさを感じる気持ちが分かるようになってきた。豊かになったのではなく、今すでにある豊かさに気づくようになった。
いいことがあると感謝の気持ちに対して、悪いことがあると、どうしても、「失敗した!」「最悪!」「最低!」などと言葉を発してしまう。これも、言葉が放つパワーを感じると、失敗したかもしれないけど、「まっ、いいっか!」「かまへん、かまへん」この程度で済んで「ありがとうございます」っていう言葉が口に出るようにしている。そうすると言葉の持つ力で、「それほどのことでもないよね」ってなる。言葉は力を持っているというのも最近強く感じること。
若い人に感謝が大事ですよって説いても、中々響かないのは自分もそうだった。でも、大人になってそのことに気がつけたことに感謝しています。
お金ついては、お金はエネルギーだから、循環させると増幅する。だから、お金を使えば、増幅して帰ってくる。最近になって「あっこういうこと!」ってことがあった。具体的な内容はまた今度。
一円でも安くとか、お買い得ってことに惑わされず、欲しいもの感謝の気持ちで購入する。その後安くなっていても、気にしない。
その金額で買えることができたことに感謝できるようになったことに感謝。
今日もたくさんの「ありがとう」の一日を過ごします。ありがとうございます。
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