自分サイズのシャツ、出会ったら即買いです!

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「そのシャツどこで買ったの?」を聞かれて、「ユニクロです」と先輩が正直に答えて、上司に注意されていたことを思い出す。なるべく、お店で買ってください!と。ここでいうお店(みせ)は、在籍していた百貨店は各店舗のこと。しんさいばしみせ、うめだみせ、とうきょうみせなどと呼んでいる。
 百貨店を退社するまでは、スーツ、シャツ、ネクタイ、革靴などは、すべて百貨店内のブランドで買っていた。今思えば、随分とお店に売上貢献していたものだ。買っていたのは、入社時はダーバンのAAR(アール)、ヨウジヤマモト企画のものだった。それから、関西では抜群の品揃えをしていた梅田店のポールスミス。役職がついてからは、毎年春と秋にスーツ一式揃えていた。もちろんボーナス払いで買っていた。

 会社を辞めてからは、スーツスタイルで仕事をすることが減り、ジャケットにスラックスに移行し、それから、チノパンにジャケットスタイルへとカジュアルダウンしていった。百貨店以外で買うようになった店は、セレクト系。ユナイテッドアローズ、TOMORROW LAND、ベイクルーズ、シップス、ビームスなど。特に、京都の四条通りにあるUAとトゥモロウはよく買っていた。どちらも閉店してしまって残念だ。
 
 3年前から、専門学校で教えるようになって、また服を買う機会が増えた。その中での悩みがシャツ。
太ったせいで、首のサイズが41cmから42cmになり、ノーネクタイスタイルでも襟元が決まるボタンダウンを探すのだが、どの店も白のオックスフォード生地以外はサイズがないことが多い。
 価格も13,000円から15,000円くらいの価格に集中して、インポートものになると急に2万後半から3万後半。大好きなルイジボッレリの定番のボタンダウンをネット検索すると、為替の影響からか、4万円もする。20年前バイヤーに昇格したのを機に、ボッレリを買いたくて、阪急3番街のメンズショップで買った時は2万円台なかばだった記憶。

 最近は、京都BALのTOMORROW LANDで買うことが多い。好みをよくわかってもらっている販売員さんに、欲しいものをリクエストすると、他店から取り寄せてもらったりできるのが魅力。TOMORROW LAND京都BAL店はメンズとレディスの複合店で、メンズのビジネス系ラインは限られた品揃え。世の中全体の傾向であるが、オーソドックスなビジネス系の商品は縮小傾向にある。

 ここ数年、レディスのスカートなどでウエストゴムが入ったものが目につくようになってはいたが、最近立ち寄った店頭で、ビジネス系パンツでウエストがゴム仕様になっているのを見つけて、びっくりした。コロナ禍で、しばらく店頭を見ないうちに随分と変化してしまったものだ。従来はインコテックス(イタリアのパンツ専業メーカー)の品揃えも多かったのに、為替の影響か、店頭には並んでいなかった。ジョンスメドレーのハイゲージニットはポロタイプとタートルが並んでいた。

 シャツに話を戻します。シャツの首周り42cmでボタンダウンとなると、どのお店も選べる品揃えになっていない。白の無地はあるが、サックスブルーやストライプ、チェック柄など、色のバリエーションや柄のバリエーションはほとんど置いていない。

 昨日行った滋賀県竜王の三井アウトレットパークのバーニーズニューヨークには驚いた。京都市内にあるセレクトショップの店よりも色柄豊富なシャツのSALE品が陳列されていた。もちろん、SALE品なので、全ての色サイズが揃っているのではないのだが、自分のサイズの首周り42cmだけで、20種類くらいの品揃えがあって、その中でボタンダウンも数種類ある。思わず、白とブルーの濃淡を一枚づづ、合計3枚購入した。どれも税込8,800円。お店の人が驚くほど、秒で買った。
 濃いブルーはイタリア製、他の2点はバーニーズニューヨークの織りネームがついている日本製。とても満足。さすがに、ストライプやチェック柄のボタンダウンは無かったのは当たり前だと思うが、シンプルな無地で3枚も見つけることができてテンションがマックス。
 
 購入した3点は首まわり42cmで裄丈(ゆきたけ)が89cm。89cm設定はとても貴重だ!裄丈は首の付け根の中心から肩をとおって手首までの長さを表す。
 裄丈89cmのシャツは、最近の百貨店のメンズのシャツ売り場では見たことない。首まわり42cmだと、86cmまでの展開があれば良い方で、84cmまでしか作ってないものが多い。(だいたい2cmピッチ)
 僕のように手が長いと、シャツの袖丈が短いとジャケットの袖口からシャツを少し見せたくても、できないのは致命的。シャツに合わせてジャケットの袖丈を短くする人もいると思うが、それはしたくない。僕の場合、84cmの裄丈のシャツの場合、シャツの袖口を引っ張ってたぐり、ジャケットの袖口から出す仕草が増える。86cmの場合はそうはならず、気にならない。なので、この89cmは最大値にして最高である。とえも貴重なのだ。

 商品はお客様が集まる場所に、集まる。京都市内のセレクトショップの各店舗には、お金を持った人が優雅に買い物をするのには、今年のトレンド商品が色サイズともに揃って楽しいと思う。サイズの悩みのある人はお取り寄せ対応がというのは仕方ないことになっているが。

 アウトレットショップでは、売れ残り品や持ち越し品ではあるが、サイズやボタンダウンという形を決め込んで、いろいろなショップを回って、掘り出し物を探すのは楽しい。僕の場合は自分サイズのシャツを獲物を探すように、探偵が聞き込み調査をするように店員に尋ねるのが醍醐味だ。サイズの悩みのある僕にとっては、獲物に出会うこと、調査依頼のターゲットに出会うこと、これが最高に楽しい。

 今回はバーニーズニューヨーク! ビンゴー! ありがとう!
定価商品を扱っているバーニーズの神戸店には行かないけれど、竜王店には、また行ってしまいそう。

ということで、今日もありがとうございます。

欲しいものが見つかるかも、、、ジャングル探検気分で楽しむアウトレットモールの話でした!
 

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