「知っている」と「できる」は大違いです。「できる」前に「やってみる」が入ります。情報が溢れる時代、見たり聞いたりしただけで、わかったつもりになってしまいます。もちろん、たくさんの情報を知っていることは大切です。知らないことは発想できません。「味集中カウンター」って言われても、一蘭のラーメンをお店で食べたことのない人には、業界初のカウンターが頭に浮かんでこないでしょう。唐突な事例ですみません。お腹が空いています。
今日は「知っているレベル」と「やっているレベル」の違いについて、ブログから得られた気づきをもとに書きます。ブログに関しては、ようやく書くという行動に移せたレベルですが、色々と学びに繋がっています。以下は、個人がブログを書くことの良い点を書いてみました。
- ネット環境(スマホ・パソコン)があれば始められる
- 作業する時間も場所も自由
- 費用が大してかからない
- 自分のスキルや経験を活かせる
- 視野が広がり思考力がUPする
他にも、たくさんあると思います。また、企業ブログやお店ブログ、アフィリエイトで稼ぐ個人ブログなど、運営目的も多様です。それぞれのブログ集客や運営の仕方についてのブログも山のようにあります。
ここからが本題です、私自身がブログを始めて良かったと思う3つのことを解説していきます。
過去と未来よりも、今をどう生きるか
ブログを書いている中で、具体的な事例を挙げるときは、やはり自身の過去の出来事や経験を引っ張り出して書くことが多くなります。その際に、過去の記憶がパーっと頭に広がり、いわばショートムービーを見ているような感覚でその時の場面を思い出します。それから、記憶の一部を切り取り、文字にしていくのですが、いつも、どのように表現するのかでまた、考え込んでしまいます。
同様に、これからの未来を予測することも、書いている途中ではよくあることで、あれこれと考えを巡らせたりします。
そうやって、過去を振り返り、未来に目をやる中で、パソコンの前にいる現在の自分に戻ってきた時に、気づいたことがあります。それは、「今この時を大切に生きていきたい」と思う気持ちです。
続けることの難しさを知る
今まで日記すら書いてこなかった私。書いたことのあるのはビジネスの企画書くらいでした。
自分の考えを言葉にすることに慣れていないと、文章が続きません。少し書いては、デリートキーで削除するを繰り返し、挙句には下書き保存して、一旦休憩となってしまうことがなん度もありました。
昨年は全く書くことができず、1年間で10記事しか投稿できなかったのです。
今年は一年発起、元日から毎日続けているのも、毎日書ける自分でありたいと反省して、できない自分を自分自身が見たくないという想いになったので、何とか続けることができています。
「続けられない自分は自分じゃない、お前はできるはずだ!」くらいの覚悟が必要でした。
ブログを書く眼でモノゴトを観る
1日の中のどこかの時間で必ずブログを書くことを日課にすると、日常の全てが書く対象になりました。毎日書くという新しい行動目標によって、五感を意識するようになり、これは書くネタに使えるとか、何かの疑問に対しても、すぐに調べてみようなどと、書くことの材料集めをするようになりました。まるで、主婦が今日の晩御飯何しようと、スーパーで食材を吟味するように、日常というスーパーマーケットの中で、各ネタを吟味するようになりました。その結果、さらに気づいたことがあります。
それは、「まだまだ沢山知らないことがある」ということです。いかに、少しの知っている知識で今まで生きてきたのか、驚くほどです。いわゆる「無知の知」ですが、この言葉を知っていても、体感として腹落ちしていなかったことを思い知りました。そういう意味では、自身の頭の中の気づきや思考を言葉にするということは、一種の脳トレ、いわゆる能力トレーニングだと発見したのです。
自分の考えを言葉にする。
もっと自由自在に言葉を紡ぎたい。
そんな想いで、日々書いていきたいと思います。
今日もありがとうございます。
午後は、確定申告の資料が揃ったので、税理士さんに提出。郵便局に行ってきます!
画像はWokandapixによるPixabayから
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