「思考のクセ」を手放して、舞い上がれ

CHANGE MY LIFE

大空に舞い上がるたくさんの風船を見たのは6年前。次男の幼稚園の式典。隣の小学校の校庭から、たくさんの風船を飛ばした。快晴の青い空に彩どりの風船が、ぐんぐんと勢いよく舞い上がって、小さくなっていく。空を見上げて、すぐさま何枚も写真に収める。その撮影した写真がブログに使えるなあと思った。この写真を使いたかったのは、またまた教育に関することの気づき。

風船 上にあがる力と下に引っ張る力

 専門学校の授業での悩み。50分を3コマ150分、いかに魅力的な内容にするか。事前に準備するのは、要点をまとめたパワーポイントと資料。資料を配り、講義を始め、最初の食いつきが良いと、上手く波に乗ることができる。
 問題は、食いつくように聞いてもらえるようにと準備したものが、空ぶってしまった時。路線変更して、立て直さないといけない。焦ってしまうと良くない。脱線して盛り上げてた小話が本題と全く関係ない話になってしま。、自分でも、なんだかよく分からない状態に陥る。
 (ここまで書いて、風船が出でこない。話の前段階がすでに長い。って思ってしまっている。)

 上手く行くことを想定して講義できている状態のことを、風船が上にあがっていくことに喩えたかったの。下に引っ張る力とは、「あっやばい、上手くいっていない」という自己評価。この焦りが下に引っ張る力である。この関係性を説明したかった。
 学生が楽しく学んでいるか、つまらなさそうか、どういう反応をしているかを軽視するのではない。自身の過剰な反応についての事例です。

どうすれば、風船は上に舞い上がるか

 答えは簡単。風船の紐を持っている手を離せばいい。上にあがる風船を止めているのは、飛んで行かないように、手で持っている力。そんなに力はいらないけれど、手で持っている限り、風船は飛んで行かない。
 持っている紐を放す。手放す。まさしくそのまんま。下に引っ張る力を離せば、風船は自由に舞い上がっていく。
 講義の例で言えば、「あっ上手くいっていない」という焦る気持ちを書き換える。上手く行かないっていうマイナスの思考が、教えている講義を中断してしまい、小話をして学生の気をひこうとしてしまっている。
どうすればうまくいくだろう?
上手くいってないということは、上手教えたいという気持ちが強すぎて、自分にプレッシャーをかけているのかもしれない。まだまだ自信が持てていない心が、少しのことで、焦りを引き起こしてしまう。
手放したら良いのは、上手く教えたいという気持ちとまだまだ上手く教えていないのではという不安。
 考えてみると、一人相撲をとっていることに気づく。
自分が舞台で一人踊るのではなく、学生とともに一緒に踊りたい。
何が必要か?
 下に引っ張る力を無効化するくらい、上に引っ張る力を身につける。
講義で言えば、無理に引っ張っても反発があるだろう。
まずは、自分の技量のレベルをもっと上げて、不安な気持ちを手放していく。
そして次に、学生の好奇心に火をつけて燃やしていく。
熱く語る。真剣に踊る。楽しそうに踊る。
いろんな火の付け方がある。
自分の経験で言えば、めちゃめちゃ楽しそうに数学を教える先生のことを思い出す。
とにかく数学大好きオーラがでている。授業の雰囲気も軽かったなあと思い出す。

さあ舞いあがろう!

 さあ、何かに取り組もう!新しいこと始めよう!っていっても3日坊主で終わってしまうことが多い。上にあがる力と下に引っ張る力でいうと、下に引っ張る原因をとっぱらうと続くのかもしれない。
 下に引っ張る原因は、「むずかしい」「上手くいかない」「楽しくない」と考えてしまうこと。
 難しいの当たり前、上手くいかないのは当たり前、楽しくないのは最初だけ。って思えるかどうか。
そうやって置き換えてみると、すぐにマイナス方向に思ってしまう自分の認識が、下に引っ張っている原因なのだろう。
認識を変える。難しいのは当たり前。少しできたら、できたことを喜ぶ。
上手くいかないのは当たり前、上手くいくいかないを直ぐに判断しないで、しばらく続けてみる。楽しい楽しくないも、少しできるまで判断しない。まずは夢中になってやってみる。
そうすれば、見える世界が違ってくる。
上にあがれば、あがるほど、遠くの景色が見えてくる。

 書いてみて気づいたこと。手放すのは「思考のクセ」。
「やってみたけど向いていない」なんて直ぐに思ってしまう思考。
「どうしよう!学生が聞いてくれない!」って、ちょっとしたことで気持ちが揺らいでしまう思考。
その思考を手放せは、重しが取れて、心が軽くなって、上にあがっていくことができるのかもしれない。

今日の気づきでした。
ちなみに、今の連続テレビ小説は見ていません。
マインちゃんのお料理番組は子供と一緒に見ていました。

今日もありがとうございます。

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