打てば響く太鼓、どうすればより響くのかを考える

CHANGE MY LIFE

昨日のブログで、何事も失敗を恐れずチャレンジしようって書いた。自分自身、うまくは出来ていないけれど、取り組んでいることの一つが専門学校の非常勤講師。神戸ファッション専門学校での講義について2年間で学んだこと、そして4月から始まる今年度をどうするかを考えた。

講義はライブ! 学生を熱狂の渦に巻き込もう!

もっと学生を惹きつける講義をしたい!

2年間の講義を終えて今思っていること。

講義はライブだ!

面白い漫才、面白いドラマや映画、ファンが熱狂するライブと同様に、、、

講義をライブと捉えて、内容を組み直そう!

2年間の反省は、講義のリズムが単調、学生の笑いや発言、活発な空気感が少なかった。

どんな2年間だったを振り返ってみる。

1年目(2020年)はとても辛かった

今まで、単発で講義をした経験はあったが、講師として通期の講義はやったことが無かった。

とても辛かった。なぜなら、講義をする力不足。

専門知識はあるから講師をしているのだが、、、

年の離れた学生に教える技術は無いに等しかった。サラリーマン時代の部下育成とは訳が違う。

1年目は毎週木曜日、2つの講義を受けもった。

1年生にネットショップ基礎を1コマ50分の講義を前期のみ受講生約50名。

2年生にブランドプロデュース 3コマ150分の講義を1年通期 受講生約20数人。

講義形式も一方的に話す形式の講義になってしまっていた。

2年生に対しては、連続する3コマの授業をこなすことで精一杯。

どちらの授業も、自分が事前につくった講義内容をいかに聞いてもらうか。

退屈で寝てしまう生徒やこっそりと違うことをしている生徒を強く指導することもあまり出来なかった。

なぜなら、退屈な授業をしているのは自分だからという気持ち。

それでも、目に余る態度には厳しく指導することはとても大切。

怒らないとなると、一気に空気がだらけてしまうこともあった。

なので、極力怒らないが、だらけた空気感にならないようしていた。

講義内容以外のことで、結構きついと感じることもあったが、学生から気を離すのだけは避けた。

気を離さないという表現は、つまり、どうでも良いと思わないこと。

良いこともあった。

2年生は、ZINE(小冊子)作成や、ブランドのコンセプトブックを作成してもらう講義は何とか楽しくできた。

この授業が一番面白かったなんて、嬉しいことを言ってくれたので、2年目も同じことをやったらあんまりやった。

1年目学んだことは、退屈な人が出てくるのは仕方ないではなく、退屈にさせないリズムのある授業をするということ。

具体例としては、課題を与え、グループで考え、発表してもらうこと。

企画書の完成形に至るまでを分割し、小分けのシートで各人に記述してもらう。

講義の時間を15分までにとどめ、考える、記述する、意見を交換するなどのリズムが大切なのだ。

そのリズムが大切であることが分かってから期中で修正した。

2年生はブランドブック作成という最終課題を提出してもらって終えたことが救い。

2年目で気づいた対面授業のありがたさ

2021年度はオンライン授業の回が2回ほどあった。

対面講義もまだまだ不出来なのに、オンラインで20名を教えるのはハードルが高かった。

オンライン授業でやったこと

ホワイトボードのかわりに、百均ショップで売っているお絵かき帳を使った。

手元の画面を共有して、白の落書き帳にサインぺんで記述する。

そうして、普段の板書の内容を伝えるようにした。

20数名の顔が画面に並んでも、理解できているのかを確認できない。

その都度、質問をはさんで、内容の把握加減を確認するのがとても大切。

オンラインも、一方通行はダメダメなのだ!

オンライン授業を経験して、やはり、対面授業での対話の重要性を学んだ。

ライブの台本を書こう!

これら2年間を振り返っての反省は、講義内容は事前に準備するものの、その伝え方までは準備できていなかったこと、

なので、今年の講義は、今まで頭の中にあった講義の進行を見える化。

新たに講義の台本を作成する。

講義内容のパワポや資料作成とは別に進行表をつくるってこと。

これが、今年のNEW! 講義を1本のドラマに見立てて、ストーリー化する。

それを言葉にする。

食いつきが悪い、退屈な場面、反省すべき点を講義しながら、その台本に記述する。

ワオ!!!!

今、新しい授業が生まれました!

それらの講義録をまた題材にして、どのように講義すると人は惹きつけられるのかを考えてもらい、

台本を修正するのも面白いかも。

今年度も1年生と2年生の講義を週一で受け持つ。1年生は後期だけ。

教えることは、そのまま自分にとっては学ぶこと

少しでも多くの学生を楽しい学びの世界に誘いたい!

今日もありがとうございます。

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