言葉は知れば知るほど面白い

CHANGE MY LIFE

 あなたは、どんな生活をしていますか?と聞かれるとなんて答えますか?
心の中で「普通に、あたりまえに生活してる」この感覚をどう言いらわせば良いか、ちょっと困ってしまいませんか。そもそも、どんな生活してますか?って聞かれる場面もないと思いますが、今日はこの「生活」という言葉に関しての気づきを書いてみます。

Soner KöseによるPixabayからの画像

生活は人生を活かすこと

 生活という字を分解すると「生」と「活」。「生きる」と「活きる」とどちらも「いきる」という読みに分けることができます。このことに気がついて、日々の生活に対するモノの見方が大きく変化するような感じを覚えました。当たり前のことですが、人はみな生きている。それでは、「人生を活きる」という感覚を持っている人はどれだけいるのだろう。私自身の解釈としては、「生活は日々の暮らし」。そこそこ楽しく暮らせればいいという感覚でした。それが、生活という言葉の文字自体が、持って生まれた「人生を活かす」という意味になることに驚いたのです。
 そうすると、「どういう生活をしてますか?」という問いも、今までとは違った趣旨の問いかけに感じます。この気づきをもとに、具体的にはどう生きれば、生を活かすとこになるのかを書いてみました。

五感の感覚を意識して味わう

 五感を磨く。感覚器官のアンテナを磨い感受性を高めれば、より活性化したものを感じ取ることができるのはないかと考えました。
 例えば、味覚。何かを食べたり、飲んだりする際に、「さあ味わうぞ」という向き合い方をしていないなあと思いました。普通の感覚は、食事もお腹を満たす行為レベルで、「お昼ご飯は食べすぎた」とか「晩御飯はご馳走だった」くらいの感想です。もっと活性化しようと考えたのは、食べることに今より少し意識を向けるということになるのでしょう。そうやって考えていくと、より意識レベルを高めた状態で生きることになることに気がつきました。
 なんでもかんでも、「さあ味わうぞ」「匂いを嗅ぐぞ」「触ってみよう」「観てみよう」「聴いてみよう」という意識ですと、「一生懸命に活きている感が溢れて疲れてしまいます。
 まずは、今までより、ワンランク上の意識で、日常の物事を感じる練習をしてみようと思います。

「ありがたいなあ」と感謝すること

 次に、日常の物事に対する感想について書いてみます。
 朝起きて、一杯のコーヒーを飲みます。ああ美味しいなっていう感覚で時間を過ごします。そうすれば、今までよりも、その瞬間を心に刻んで生きている感じがします。単に、コーヒー飲んだ時間を過ごすよりもワンランク上の生活態度になっています。放っておくと、日常のルーティーンは当たり前の行為となってしまい、「ああ美味しい」という感想もまた、薄らいでいくように思いました。
 より深く味わうのには「感謝して」味わうとより「ありがたいなあ」という感覚も心に刻めます。
普段の当たり前から、「ありがたい」に変わるだけで、日常が活性化されるように感じます。
 一杯のコーヒーを飲んで美味しいと思う。ありがたく感謝していただく。この感謝の気持ちで生きると、よりいっそう生活していると言えるでしょう。

さあ、生活しましょう!

 何気なくなく使っている言葉「生活」について書いてみました。
 この文章を読んでいただいたあなたは、「生活」という言葉に新たな意味を見出しているかもしれません。五感とか感謝とか、じっくり味わうとか書くと少し窮屈な感じがしますね。まずは、五感のアンテナを少し高くして、「ありがたいなあ」って感じてみてください。
「生活」という言葉を大切に、日常の一コマ一コマを活かして生きていきましょう!

今日、今から神戸ファッション専門学校のイベントを観にいきます。
ありがとうございます。


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