自分らしくありたいと思う気持ちに待ったをかけてみた

CHANGE MY LIFE

「自由自在に生きる」とか「自分らしく生きる」って言葉に憧れを持って、サラリーマンを辞めて独立したのは12年前のこと。
独立した当初は、なかなか事業が軌道に乗らず、最初の事業は1年で終了。
最初は、教育ビジネスだったが生徒が集まらなかった。
次の事業が今も続いているファッションビジネス。
百貨店の婦人服畑で18年過ごした経験と知識でなんとかやっている。
それも、最初の数年は売り上げに対して広告宣伝費用がかさんで、中々黒字化できなかった。
黒字化を目指して奮闘している時は、「自由自在」も「自分らしさ」も完全に吹っ飛んでいた。
12年経った今、ようやく時間の余裕ができるようになって改めて考えるのが「自分らしく生きる」という言葉。
サラリーマン時代はいかに仕事ができる人間になるかばかり考えていた。
昇進昇給を目指してがむしゃらに働いていた。
自分らしく生きるという発想は無かったので、独立する時に自分らしい生き方をしようと思ったのにもかかわらず、自分らしさを考える時間もなく生きてきた。
会社に雇われている状態と自分で会社を作って稼ぐ状態では、自由度は格段に増えたと言える。
しかしながら、意識して自分というものが何をしたいのかを見つめることはなかった。
百貨店時代につちかったノウハウに頼る形の人生だった。
コロナ禍になる直前に中国のニット工場でのOEM事業が終わり、ファッション専門学校の講師依頼がきたのが3年前、ようやく自分を見つめる時間が増えだした。
自由に使える時間が増えても、夢中になってやることは無かった。
新しく行動に移したことの結果は、料理できるメニューが増えたのと、読書量が増えたくらい。
意識的に自分が何をしたいのかを深掘りせずに時間を過ごしてきたと言える。
これでは時間が過ぎていくだけで何も残らないという気持ちが芽生えてきた。
それゆえに、今年の正月から「ブログを毎日投稿する」という新たな行動に出ることにしたのだ。
今現在「自分らしく生きる」の「自分らしさ」を探している最中なのである。
「あなたは何をしている人ですか」に対して日常の生活に対して思うことや、学生に教える内容などをブログに書くことによって、今自分らしい生き方のフォームを作っていると言える。
ここまで書いてきて思った。
「自分らしくありたい」にこだわり過ぎなくても良いのかもしれない。
「自分らしい生き方」は今やりたいことを精一杯やることなんだ。
「自分らしい」が分からないから精一杯やっているのだ。
それでいいのかも。

今までの経験の範囲で生きて、満足するにはまだ早い。
人生100年時代。
時間はたっぷりとある。
もっと色々なことにチャレンジして、失敗して、またチャレンジするという行動を続ける人になりたい。
自分らしさなんて求めなくていい。
失敗する中で、新たな自分に気づくかもしれない。
やってみないと分からない。
今までは、少しやってうまくいかないと投げ出していた。
今まで投げ出したものがたくさんあるのかと問われれば、挑戦したと言えるものはあまりない。
50歳になる年にテニスをはじめたくらい。
全然挑戦していない。
まだみたことのないものを見たり、まだ行ったことのない場所に行ったり、まだ出会ったことのない考え方に出会ったり、まだ会ったことのない人に会いに行ったりすること。
そんな生き方をしよう。
新しい経験と体験をし続けるのが、自分のやりたいこと。

という気づきを得た。

今日もありがとうございます。

MariaによるPixabayからの画像

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