「ブランドプロデュース」を学んで身につける力

ファッション講義メモ

4月からまた、ファッション専門学校の講義が始まる。
「ブランドプロデュース」というタイトルの講義。
2年生を対象に毎週木曜日、前期は3コマ、後期は2コマの年間授業の予定。
どんな講義にするかの概略を書いてみる。

知っているから→わかる→できるまで教える

対象の学生はファッションビジネス学科とファッショングッズ学科の2年生。
専門学校生は就職活動をしながらの授業となるので、就職活動にも役立つ要素を挟んでタメになる感が得られる内容にしている。
ブランドプロデュースという講義なので、ファッションブランドに限らず、世の中のブランド全体を対象にして取り扱う。
ブランドに関する知識としては、世の中にはさまざまな本が出版されている。
知識を身に付けるのは重要なプロセスだが、それは基本の土台にすぎない。
この授業で最もみにるけてほしい能力はくわだてる力。
ブランドとは何かから始まり、ブランドを創造する力を身に付け、顧客の支持を得るブランドの企画立案書を作成する。企画書という成果物を作るのが大切なのはもちろん、最も需要なことは企画創造力を身につけること。
企画創造力は5つの連動する能力に分解して教える。
1、インプット力
2、観察力 
3、分析力 
4、構想力
5、表現力
この5つ力を身につけるために、個人別、時にグループに分かれて、課題ワークに取り組んでもらう。
次回以降にこれら5つの力について、少し掘り下げてみる。

今日もありがとうございます。

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